チワワ(英：Chihuahua)
チワワは犬の中でも最も小さな種類で重さ2.5kgほど。
チワワによっては1ポンド（約450g）の成犬もいるといわれます。
セントバーナードの実に100分の1から200分の1という世界一小さな種類です。
「アップルドーム」と呼ばれる大きな丸い頭と、大きな耳と輝く大きな目が特徴的です。
チワワには毛の長いロングコートチワワと短毛のスムースチワワの2種類がいます。
チワワは機敏で知性があり、自立心が旺盛ですが、飼い主の家族に対しては深い愛情をそそぐ献身性を持っています。勇敢でいたずらっ子で甘えん坊なんです。
チワワは、北アメリカにおいては最も古い犬種であり、テチチ Techichi として知られるアステカ文明の王族の時代から飼われていたようで、現状よりすこし大きい犬種の直系の子孫であると考えられています。人墓から一緒に埋葬されたテチチの骨も発掘されている。その後、アメリカでの選択繁殖でさらに小型に改良され、現在のチワワになりました。
チワワのアメリカンケネルクラブへの登録は1904年で、意外に新しい犬種です。
チワワの呼び名は、1850年にアメリカ人ブリーダーがメキシコのチワワ市から基礎犬を連れ帰ったことから由来しています。
チワワは日本では1970年代よりブリーダーによって輸入され飼育が始まり、小型で飼育がしやすいことから人気を得て、2001年にはジャパンケンネルクラブではチワワの登録数がダックスフントに次ぐ2位になっています。
特に若い女性に人気が高く、
身体の大きさは概して小さいですが、均一ではありません。毛色も多種多様です。多くの国のケネルクラブでは「体重6ポンド(約2.7kg)以上はショードッグとして失格」としか規定されていない（JKCにおいては実情を鑑みて「2.8kg以下」であった数値が「3kg以下」に変更された）。近年の小型化ブームにより、（特に日本では）飼い主側に小型の個体を求め、賛美賞賛する傾向が強くなりつつあります。耳は頭部に対して大きく、僅かに外側へ反ったたち耳。短毛種のスムースコートにパピヨンやポメラニアンを交配して作られた長毛種のロングコートがあります。 またチワワならではの特徴としてはアップルドームと呼ばれる額が挙げられます。その名の通り、りんごのような丸みを帯びた形に由来するものです。